自分が取りでも受けでも無意識的にしている身体操作（というと大げさな表現ですが、今回はあえて）を言語化して指導にいれてみました。 動画だけでは伝わりにくいかもしれませんが、こんな感じです。
人間の身体は概ね後ろ側の方が強い筋肉で形成されていて、その筋肉をうまく使えるかどうかが合気道に限らず武道・武術あるいはスポーツ等でパフォーマンスを向上させるために重要となります。また各パフォーマンスの向上だけでなく、日常生活のすべての動作においてもより楽に身体を動かすコツとなります。ただ背中や後ろの方ばかり意識して動くということは難しかったり、それだけではできない動きがあったりします。
要は身体を動かすうえで、前の方（胸の方）を意識して動く領域と後ろの方（背中の方）を意識して動くべき領域があるのですが、連続的な動作の中でその意識をスムーズに切り替えることができると良いわけです。
この稽古では切り替えるポイントをある程度限定していて、まずは受けの時にその切り替えを意識的に行う、またそのために取りは少し間を取ってあげることで、本来当然切り替わるべき状況になった時に無意識的に切り替えられる身体を作っていこうという感じです。
ちなみに動画の技は四方切りで、通常の四方切りであれば取りは受けに両手首を持たせてから行うものを、受けが手首を掴む前に取りが受けの手を取り返して技をかけるというもので、多田先生がたまに稽古でされるものです。
YouTubeで稽古で行った技を一つずつアップしていっています。YouTubeのチャンネル登録もよろしくお願いします。
合気道入江道場稽古案内
土曜日 14:30-15:40 基礎クラス
16:00-17:30 一般クラス
場所 片岡ビル2階 （京都府京都市下京区植松町７２５−３）
問い合わせ Email: iriedojo@gmail.com
Tel: 090-4839-5480
体験、見学も随時受け付けています。
Comments