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  • 執筆者の写真aikidoiriedojo

前に立つこと

子どものころから人前に立つのが苦手でした。今も得意でもなければ、好きでもありません。

ただ合気道の指導者になるという事は、少なくとも合気道の稽古の際は人の前に立つという事になります。結果としてその道を志すことができたのは、ひとえに最初に合気道を始めた環境というか、指導のおかげだと思っております。 高校時代、同好会とも言えないような活動だったにも関わらず、体操と呼吸操練の順番を覚えて一人ずつ前でやるという謎の苦行。足さばきを前でやるという意味不明な苦行。高校生の頃は、こんなことやって時間を使うくらいなら、普通に一回でも多く四方投げをやった方がいいと純粋に思っておりました。

これを人にやってみさせるということがどんなに難しいことか、分かるまで10年かかりました。早稲田大学に入学し、早稲田大学合気道会に入会し、月窓寺道場に行くようになり、夏休み前には前で体操しろと言う無茶ぶりに対応できたのも高校時代の稽古のおかげであります。いつか高校に恩返しをしたいと思い続け、私にできることは一つしかなく、もうそろそろアプローチしたいなと思う今日この頃。

イタリアでは昼休み前に、足捌きの号令をかけることになったりましました。 号令かけながら足さばきをするのは案外難しいです。

ちなみに多田先生は足捌きのリズムをとるのに、メトロノームでリズムをとる練習をしたとおっしゃっていました。なので、私もメトロノームで練習してみたりしました。

ちなみに多田先生のメトロノームはデジタル式のやつで(まだ月窓寺の師範室にあるのだろうか)、対する私のは兄がピアノで使っていたアナログのやつです。

画像で並べたらシュールで面白いと思ったのですが、ちょうど良い写真が見つからなかった。デジタル式のやつは機能(ボタン)が増えすぎていて、アナログ式のやつは、格好良くなりすぎている。

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